最近、職場で水筒生活のさらに上をいく、ペットボトル水筒を持参している人を見かけるようになりました。ちょっとびっくりしたのですが、きちんと分析すると水筒より優れた節約になる可能性を秘めていました。


最終的に私は水筒を選んだのですが、今回はちょっと脱線してペットボトル水筒について書いておきたいと思います。

ペットボトル水筒とは


つまりは、ペットボトルの使いまわしです。飲み終わったペットボトルを捨てずにとっておき、その中身のみ入れ替えるというものです。そんなペットボトル水筒ですが、メリットは結構あるのです。


その1:軽い、とにかく軽い


ペットボトルは水筒に比べてとても軽いです。

水筒生活をするうえで、唯一のデメリットは、重くかさばるということ。
これが原因で水筒生活を見送っている人もいると思いますが、ペットボトルであればほとんど重量を感じることはありません。


その2:ペットボトルは丈夫である


ステンレスの水筒よりはるかに丈夫で、床にたたきつけても、そう簡単にはこわれません。
とがったもので軽くひっかいた程度では穴も空きません。

水筒は長く使うため、表面の塗装が剥げてしまい、みすぼらしくなってしまいますが、ペットボトルは表面に多少の擦り傷はつきますが、塗装がはがれるということはありません。


その3:ペットボトル水筒はほぼタダ


ちょっとおかしな表現ですが、飲み物を買うとついてくるものなので、お金を出して買うという感覚ではありません。ほぼタダです。

また、家にはさまざまな種類のペットボトルがあると思いますので、それらはすべてペットボトル水筒として生まれ変わることができます。



一番のデメリットはあたたかい飲み物が飲めない


続いて、ペットボトル水筒のデメリットを考えてみましょう。


その1:保温機能がない


ホットは入れることができません。また、保温機能がないので、すぐに常温に戻ってしまいます。これはペットボトル水筒の一番大きなデメリットとなります。


その2:洗えない


口が小さいので中を洗うことができないため、繰り返し使うのは避けたほうがいいです。中に残ってしまった飲料が原因でカビを発生させやすいからです。


もちろん漂白もNGです。


その3:見た目がちょっと恥ずかしい


近くで見ると再利用されたペットボトルかどうかはすぐにわかります。それに気づかれるとちょっと貧乏くさいと思われるかもしれませんね。


その4:ペットボトル水筒は危険という記事も…(外部リンク)


空になった「ペットボトル」は家庭で再利用できますか?



ペットボトル水筒のデメリットを補うアイテム


デメリットを考えると、普通の水筒の圧勝かと思ったのですが、ペットボトルのデメリットを補完するかのごとく、100円均一などで、いろいろなグッズが販売されております。


  • キャップ兼コップ:直接口をつけずに飲めるので衛生的

  • ペットボトルカバー:保冷・保温機能つきで見た目もカバー


こうしたアイテムを使えば、欠点の多くはある程度解決できます。ただし、ホットが飲めないというのがかなり致命的な欠点ですよね。



コスト比較(水筒 vs ペットボトル水筒)


  • 水筒:
     ステンレス水筒 1本 2,000~3,000円程度 → 2年以上使用可
     → 年間コスト:約1,000円

  • ペットボトル水筒:
     仮に1本を1週間ごとに入れ替えた場合(500mlペットボトルを100円と仮定)
     → 年間コスト:約5,000円


ただし、家でペットボトル飲料を日常的に購入している人は、その空きボトルを使うことで実質ゼロ円。コスト面は「生活スタイルによる」と言えそうです。




まとめ:どちらを選ぶかは「手間 vs コスパ」


  • 水筒派:節約重視・ホット飲料を楽しみたい人

  • ペットボトル派:とにかく軽く、洗浄や手入れの手間を減らしたい人


私は最終的に水筒を選びましたが、ライフスタイルによってはペットボトル水筒も十分アリだと思いました。



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