• 受信契約の規模：契約合計 約4,360〜4,370万件（2024年度の月次公表より）。

• 平均視聴率は、ニュース7で16％台。特番だと20%くらいとなります。

計算ロジック

まず、分母となる応募しそうな人についてです。これは、受信契約者と視聴率、それからモニターや懸賞好きな人の応募率（おおよそ0.02〜0.06％と言われています）を使えば算出することができます。

問題が採用人数です。NHKは全国展開しておりそれぞれの地方局も存在します。残念ながら首都圏と地方の配分はが明示されておりませんので、目安として：

• 首都圏（1都3県合算）：採用120人前後（推定）

• 地方の1県域局：採用10〜20人前後（推定）
  ※地域配分は年で変動し非公開。全国合計は年により変わるが数百〜千数百人規模の募集期も確認できる（年度・期別で公募実績例あり）。
  
  

首都圏の当選倍率の推定値

• 首都圏の受信契約者：全国の約30％と仮定 → 受信契約者 ≒ 4,360万 × 30％ ≒ 1,308万件（世帯ベースの粗推定）

• 指定番組の到達率：8〜15％（ニュースや情報番組想定）。特番に当たると20％前後まで上振れ。

• 応募関心率：0.03〜0.05％

• 採用人数：120人（推定）

分母（応募人数）例

• 低め：1,308万 × 8％ × 0.03％ ≒ 3,140人

• 標準：1,308万 × 10％ × 0.04％ ≒ 5,230人

• 高め：1,308万 × 15％ × 0.05％ ≒ 9,810人

倍率 ＝ 応募人数 ÷ 採用人数

• 低め：3,140 ÷ 120 ≒ 26倍

• 標準：5,230 ÷ 120 ≒ 44倍

• 高め：9,810 ÷ 120 ≒ 82倍

→ 結論レンジ：およそ30〜70倍（番組が強ければ80倍近くまで上振れ）

地方（1局想定）の当選倍率の推定値

前提

• 地方局エリアの受信契約者：例として100万件規模の県域を想定

• 指定番組の到達率：5〜12％（地域差）

• 応募関心率：0.02〜0.05％

• 採用人数：10〜20人（推定）

分母（応募人数）例

• 低め：100万 × 5％ × 0.02％ = 100人

• 標準：100万 × 8％ × 0.03％ = 240人

• 高め：100万 × 12％ × 0.05％ = 600人

倍率（採用15人で試算）

• 低め：100 ÷ 15 ≒ 7倍

• 標準：240 ÷ 15 ≒ 16倍

• 高め：600 ÷ 15 ≒ 40倍

→ 結論レンジ：およそ8〜30倍（番組が強く応募が集中すると40倍前後も）

モニターのやることと報酬

• 仕事内容：指定番組を視聴し、アンケートやレポートを提出

• 期間：1年単位で任期（更新なし）

• 謝礼：月ごとに数千円分の金券や謝礼が支給される（内容は年度によって異なる）

• 選考方法：応募者の中から抽選ではなく「書類審査」で選ばれる
  ※詳しい条件はNHKの公式募集ページで確認してください

まとめ：どう活用するか（当たりやすくする動き方）

• 地方在住は明確に有利：首都圏より分母が小さいため当選確率が高い

• BS契約者はBSモニターも検討：対象が絞られ、地上波より競合が減ることがある。

• 選考は原稿内容＋属性バランス。丁寧に書ける人は倍率の壁を縮められる可能性あり。

注意事項

NHK番組モニターの応募は必ず公式サイトから行いましょう。NHKをかたる偽サイトや勧誘メールによる詐欺事例も報告されています。安全のため、公式以外の案内には絶対に応じないようにしてください。

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